郵便局の総資産って、いくらなんでしょう?
郵政貯金と簡易保険の資金量を含めると、
2003年3月末で約350兆円でした。
これはなんと、世界1位の総資産だったそうです(爆)。
しかも、
日本の個人金融資産全体の約4分の1を占めていました。
すごい〜。
2004年9月の読売新聞記事によると、
郵便貯金で預かっているお金は約225兆円、
簡易保険の積み立ては約120兆円だそうです。
これは、
国内最大規模の金融グループ「みずほフィナンシャルグループ」の当時の総資産約140兆円、
また1番大きな生命保険会社の「日本生命」の総資産約45兆円を大きく上回っていました。
郵便局って、お金持ちだったんですね!
だから、
”郵政族”なんて呼ばれる国会議員がいたんでしょうかね。
さて、
郵便の仕組みは、1871年(明治4年)に日本で始まりました。
そのときからずっと、郵便局は、
国が経営する国営事業でした。
けれども国営企業がたくさんの個人資産を独占すると、
民間企業の仕事は少なくなります(民業圧迫)。
また、民間企業の経営が悪化していきます。
民間企業の経営状態が悪くなると、
企業のサービス低下が起こります。
それはやがて、
日本経済全体にまで悪影響を及ぼすこともあります。
そんなこともあって、
日本郵政公社、郵便局の民営化、株式会社化がすすめられていきました。
ところで、
郵便局の株式会社化のメリットはなんでしょうか?
郵便貯金は、税制面で優遇を受けていますね。
たとえば、
「法人税」や「住民税」「固定資産税」「事業税」「印紙税」が免除されています。
しかし民営化が実現すると、
今まで免除していた法人税などの税金を、
日本政府が取り立てることができます。
つまり、政府の税収が増えますネ。
これが第一のメリットです。
それから民間企業は、
万が一の破綻などに備えて「預金保険機構」に保険料を支払っています。
しかし郵便貯金は、「国が保証しているもの」なので、
預金保険料を支払っていません。
(郵便局が株式会社化されるまでに貯金したものなどは、
”政府保証”されるんです。)
民営化すると、
郵便貯金はこれらの優遇措置がなくなります。
実際には、2001年4月から、
郵便局は資金の自主運用を始めています。
ちなみに郵便局は、
郵便貯金のお金を国(財務省)に貸して、
国から金利をもらって郵貯の運用をしていました。
これを、財政投融資といいました。
国は、郵貯のお金を特殊法人に貸していました。
しかし今後は、
国債や特殊法人に流れていた郵貯のお金が、
他の成長産業に流れていくと考えられています。
たとえば、
IT産業などです。
お金の流れが変わっていくのが、第2のメリットです。
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2007年04月24日
郵便局の総資産
posted by 郵政民営化 at 14:41
| 郵政民営化・郵便局の株式会社化